1.退職一時金制度
退職一時金制度とは、従業員が退職する際、規定に定められた金額を会社が従業員に直接、一括して支払う制度です。
- 退職一時金制度の原資は、退職者が発生した都度、内部留保や資金調達によりまかないます。
貯蓄性の生命保険の保険金を源資に活用することもあります。 - 退職金を支払った際に全額を損金算入します。
- 退職金支払い準備金を社内で計画的に積み立てても、その積立金は損金として認められません。事前準備(退職引当金)に対する税制的なメリットはありません。
- 事前積立ての義務がないため、計画的な資金準備・保全が行われていないケースもあり、企業の倒産時などにおいて十分に退職金が支払われないことがあります。
- 退職金の給付設計は自由度が高く、人事戦略を反映させることが可能です。
- 従業員が受け取った退職金は、退職金所得控除の対象となります。